2011年5月21日土曜日

<ナレッジキャピタル>大阪駅北地区再開発の複合施設 東京で説明会 上海万博で人気の夢ROBOも登?

 JR大阪駅北地区を「知の集積都市」として再開発する「大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト」の中核施設「ナレッジキャピタル」の説明会が29日、「新丸の内ビルディング」(東京都千代田区)で開かれた。また、「丸の内ビルディング」(同)で開かれた展示イベントでは、上海万博で人気を集めたはしご昇降ロボット「夢ROBO」が東京で初公開された。

 同プロジェクトは、現在貨物ヤードとして利用されている大阪駅北地区約24ヘクタールの再開発計画。うち7ヘクタールを先行計画として、Aブロックに商業施設、Bブロックにナレッジキャピタル、Cブロックに分譲マンションを建設する。

 ナレッジキャピタルは、「あつまる」「つくる」「みせる」「まじわる」の四つのテーマに沿った施設を集めた約8万8200平方メートルの複合施設。クリエーターや企業の研究者などが情報交換できる会員制の「ナレッジサロン」や、ベンチャー企業向けのオフィススペースなどのBtoB施設に加え、吹き抜けの屋内型都市広場「ナレッジプラザ」、映像作品などを上映できる「ナレッジシアター」などBtoC施設も設置し、両施設を連携させたプロモーションも行えるのが特徴。13年中の完成を目指している。

 「夢ROBO」は、産業用ロボットのモーター制御などを手がける「マッスル」が中心となり、関西の中小企業15社がわずか3カ月で共同製作したロボットで、高さ15メートルの鉄パイプを昇降する上海万博の日本産業館に展示され人気を集めた。今回企業コラボレーションプロジェクトの好例として、ナレッジキャピタルのコンセプトを訴えるため、会場に設置されたパイプのはしごを昇降し、通行人の注目を集めていた。

 ナレッジ?キャピタル?マネジメントの間渕豊社長は「これだけの規模なので関西だけで終わるとは思っていない。アジアに向けても発信していきたい」と海外ベンチャーの誘致への意欲も語った。(毎日新聞デジタル)

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引用元:RMT

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