白いTシャツをキャンバスに見立て、絵や写真、イラストなどで芸術を表現する「Tシャツアート展」が20日までの3日間、島根県斐川町坂田の水田を会場に開かれた。個性あふれる205点の力作が風に揺れ、芸術の秋を彩った。
宍道湖西岸に広がる同町の魅力をPRしようと、NPO法人「出雲?宍道湖ツーリズムの会」(理事長、藤岡大拙?出雲学研究所長)が企画。幼稚園児から大人まで幅広い年代層が出展したほか、同町と友好のあるオランダの都市からも出品があった。
「湖西美術館」と名付けられた水田周囲(約500メートル)に、ロープに袖を通した猫の写真や一畑電車、島根県地図などをモチーフにした作品が多彩に並んだ。来場者による人気投票も行われ、訪れた人らはいつもとはひと味違った田園風景をしきりにカメラに収めていた。
同会の会社役員、池田修司さん(51)は「今年で4回目ですが、今回は会場を収穫前の水田にしたため、作品と稲穂の対比が面白く大成功でした」と喜んでいた。
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引用元:売買 不動産 | 大分市
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